姚 毅 (Yi YAO)

所属

大阪市立大学 客員研究員

専門

専門は医療・出産の社会史、中国近現代女性史。生殖・再生産を中心テーマとし、生殖文化の基底をなす思想や制度及び近代以降の歴史的変容・実態を研究しています。再生産を人口、婚姻家族だけでなく、身体観や生命倫理、科学技術など領域横断的アプローチをしていきたい。

主要業績・著作

単著

共著

  • 2024 「中国の集団化時期における農村医療保健制度の構想と実践――リプロダクションを中心に」『中国と日本における農村ジェンダー研究』(堀口正など編著、晃洋出版、2024年3月)、2~19頁
  • 2024 「中国思想における身体論」『「ひと」とはだれか?』(三成美保、小浜正子、鈴木則子編、大阪大学出版会、2024年2月)、12~15頁
  • 2023 「『女声』における『児童』ならびに豊島与志雄の童話」『日中戦時下の中国語雑誌『女声』 フェミニスト田村俊子を中心に』(山﨑眞紀子、江上幸子、石川照子、渡辺千尋、宜野座菜央見、藤井敦子、中山文、姚毅、鈴木将久、須藤瑞代著、春風社、2023年12月)、233~255頁
  • 2023 「母性と身体解放」(154~155頁)、「婚姻法と家族の今」(244~245頁)、「一人っ子政策と生殖」(246~247頁)『論点・ジェンダー史学』(ミネルヴァ書房、2023年6月)
  • 2022 「中国における生殖補助医療規制に見る排除と包摂」『東アジアの家族とセクシュアリティ』(小浜正子・板橋暁子編、京都大学学術出版会、2022年2月)、155~184頁
  • 2022 「生命リスク回避の『テクノロジー』と優生願望」(35~58頁)、「台湾の助産師(士)」(202~204頁)『アジアの出産とテクノロジー――リプロダクティブの最前線』(白井千晶編、勉誠出版、2022年3月)