日台研究交流会の実施

【開催日:2025年3月1日(土)】

日台研究交流会「東アジアの生殖補助医療とジェンダー/セクシュアリティの政治東亞的人工生殖與性/別政治)」

本研究交流会は、日本の科研基盤(A)「東アジアはなぜ少子化するのか―「家族主義」を問うリプロダクションの比較歴史社会学」(研究代表者日本大学文理学部・小浜正子)グループが台湾を訪問し、台湾の生殖補助医療を研究する人文社会学者と交流し、論文を発表するものである。シンポジウムは二部に分かれており、第一部は「東アジアの生殖補助医療の現状と課題」で日台の学者が日本・台湾・中国・韓国・ベトナムなどの生殖補助医療に関する状況を報告する。第二部は「多元的な性別と生殖正義」で、日台の学者がトランスジェンダー・男性の生殖・同性愛者の生殖の角度から生殖補助医療の展開を分析する。

日時

2025年3月1日(土)13:00~17:30

会場

台湾大学社會社工系館401會議室

プログラム

主催:科研基盤A「東アジアはなぜ少子化するのか―「家族主義」を問うリプロダクションの比較歴史社会学」(研究代表者:日本大学文理学部・小浜正子)
   台湾大学社会学系 台灣大學韌性社會研究中心

開会挨拶:吳嘉苓(台灣大學社會學系教授)
趣旨説明:小浜正子(日本大学特任教授)
13:30~15:20
<第一部>東アジアの生殖補助医療の現状と課題(東亞人工生殖的現況與課題) 司会:小浜正子
  小浜正子・田間泰子「生殖補助医療の現状と課題ー日本を中心に(人工生殖醫療的現狀與挑戰―以日本為中心)」
  吳嘉苓「生殖補助医療、多元的なジェンダーと台湾の新家庭(人工生殖、多元性別&台灣新家庭)」
  姚毅「中国の生殖補助医療ー代理懐胎・卵子凍結(中国の生殖補助医療―代理懐胎・卵子凍結)」
  野辺陽子「韓国の生殖補助医療の現状(韓国人工生殖醫療現狀)」
  小田なら「ベトナムの生殖補助医療の現状(越南人工生殖醫療現狀)」

ティーブレイク 15:20~15:40 

15:40~17:00 
<第二部>多元的なジェンダーと生殖正義(多元性別與生殖正義) 司会:徐蓓婕
  福永玄弥「ポスト冷戦時代東アジアの性別政治ー生殖正義の視点から(後冷戰時代東亞的性別政治:從生殖正義的觀點分析)」
  龔文翎「父の遺伝子の責任の消滅―台湾における男性不妊治療過程における包摂と排除(消失的父體基因責任:男性生殖身體在台灣不孕療程中的納入與排除)」
  胡郁盈「国境をまたぐリレーー台湾のレズビアン・ママの国際的ART利用の経験と実践(跨國接力:台灣女同志母親近用跨國人工生殖的醫用經驗和實作)」
  陳容「クィア視点から「倫理的な代理懐胎」を再構築する―台湾のゲイ・パパの国際的な第三者を利用する生殖の経験と反省(「倫理代孕」的酷兒視角:臺灣同志爸爸的跨國第三方生殖經驗與反思)」

討論 17:00~17:30 

*本交流会の発表者および主要メンバー(姓の画数順)
 小田なら(東京外国語大学世界言語社会教育センター講師)
 小浜正子(日本大学文理学部特任教授)
 五味知子(慶応義塾大学文学部人文社会学科系准教授)
 田間泰子(大阪公立大学名誉教授)
 加藤敦典(京都産業大学現代社会学部教授)
 佐々木愛(島根大学法文学部教授)
 吳嘉苓(台灣大學社會學系教授)
 板橋暁子(東京大学付属図書館助教)
 武井基晃(筑波大学人文社会系准教授)
 姚毅(大阪公立大学大学院生活科学研究科客員研究員)
 胡郁盈(高雄醫學大學性別研究所副教授)
 徐蓓婕(中央研究院人文社會科學研究中心博士後研究)
 野辺陽子(日本女子大学人間社会学部准教授)
 郭立夫(筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局助教)
 陳容(中央研究院社會學研究所助研究員)
 落合恵美子(京都産業大学現代社会学部教授)
 福永玄弥(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
 曾璟蕙(奈良女子大學亞洲性別文化學研究中心協力研究員)
 龔文翎(台灣大學社會學系博士後研究)

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