田間 泰子 (Yasuko TAMA)
所属
大阪公立大学 名誉教授
専門・メッセージ
リプロにこだわる私の研究の原点には、私自身や私の母親の人生経験があります。しかし、研究を通して〈個人的なことは政治的なこと〉だと深く思うようになりました。研究を続けることが、今も問題山積のリプロダクションのあり方を少しでも解決することに役立ち、一人ひとりの幸福追求権の実現につながると信じています。
主要業績・著作
《単著》
- 『母性愛という制度―子殺しと中絶のポリティクス』勁草書房、2001年
- 『「近代家族」とボディ・ポリティクス』世界思想社、2006年
《共著》
- 白井千晶編『産み育てと助産の歴史―近代化の200年を考える』医学書院、2016年
- 我部山キヨ子・菅原ますみ編『助産学講座4基礎助産学4 母子の心理・社会学』第6版、医学書院、2022年
- 岩間暁子・大和礼子・田間泰子『問いからはじめる家族社会学 改訂版』有斐閣、2022年
《編著》
- 日本語版翻訳グループ訳・日本語版編集グループ編、ボストン女の健康の本集団『からだ・私たち自身』松香堂書店、1988年
- 田間泰子編『リスク社会の家族変動』放送大学出版振興会、2020年
- 神原文子・田間泰子編『ひとり親のエンパワメントを支援する』白澤社、2023年
- 日本家族社会学会編『家族社会学事典』丸善出版、2023年
- ジェンダー事典編集委員会編『ジェンダー事典』丸善出版、2024年